保活② 初めての保育園見学

初めての保育園見学レポ

10時45分開始、5分前集合でした。周りが公園や住宅街に囲まれている保育園。柵で囲まれた園庭の奥に園の建物があり、園の玄関脇の通用口まで進み、インターホンを押すように予約の際に言われていた。

ピンポンを押すと、明るい声で返答がある。「見学の予約をしていた○○です」と伝えると、「お入りください。」とカチャッと音がして通用口の鍵が開く音がした。

開けて入るとすぐに園の玄関のようなところに出た。大きなガラス扉の奥に職員さんが出迎えてくれ、めがけて玄関を開けて入る。挨拶をするとスリッパを勧めてくれ、お借りする。靴を揃えてお邪魔する。

初めての保育園。ドキドキする。挨拶はしっかりせねばと、職員さんについていきながら、職員さんに会うたびに、こんにちは、よろしくお願いしますと挨拶してみる。

玄関のすぐ横にある職員室をとおって、さらに奥の隣の部屋に通される。小さな部屋に長テーブルと椅子があり、すでに到着している見学の方がいた。6ヶ月くらいの赤ちゃんを抱いた女性がふたり。立って身体を揺らしながら赤ちゃんをあやしている。その姿になんとなく気後れしたりして 笑。奥には男性が1人いて、少し気がラクになる。

とりあえず着座して用紙に記入することを求められ、入り口に一番近い席に座る。小さな紙にあかちゃんの名前、月齢、住所を記載する欄があることに動揺する。私は現在妊娠9ヶ月。産まれてないんだけど、来るの早かったかしら?と思ったけど、気をとりなおして苗字と住所だけ記載してみる。提出の際に特に注意されなかったので、少しホッとする。

時間になると副園長先生が案内を担当しますと自己紹介される。にこやかで穏やかそうな方。また少しホッとする。小さな園のパンフレットが配られそれを元に説明が始まる。

始まって間も無くして、遅れてもう1人の見学の方が到着する。これまた赤ちゃんを抱いた女性。メンツが揃うと説明が再開され、園の概要から始まり、保育理念や園目標、保育目標、保育スケジュールなどが説明された。

その後園の内部を案内された。園の特徴が限定される表現を避けるため詳細は記載しないが、0歳から5歳児までがみんないきいきと生活していて、大きな子たちは、私たちを見てこんちには、と言ってきてくれる子もいた。その子供たちの屈託ない様子から、子供たちが元気に過ごせる体制をとっている事が、子供たちや先生達から伝わってきてる気がした。

気にいったのは周りに公園が多く、遊び場所がたくさんあること、園内に屋外プールがあること。入園後は基本的にはエスカレーター式で、顔見知りのメンバーと一緒に大きくなり、安心して過ごせる環境にあること。一時保育も実施していること。園の説明をしてくれる際に子供たちと先生達が接している様子をきちんと見せてくれたので雰囲気がわかったこと。

一周回ると玄関前に戻った。大きなパネルには、その日のこと、今後の行事、流行り病いや、注意すべき虫についてなど、保護者が見ておくべき情報なども貼られている。こういうのが充実してるのは、私は個人的にとても好きだ。

玄関で全ての説明は終わり、解散となった。副園長先生は、インターホンのある通用口まできて、マタニティクラスの説明なども加えながら送ってくださった。細かい配慮に頭が下がった。

総じて良い印象だったので、きっと人気があって入れないかなーと思ったが、申し込みするだけでもしてみたいな、と思える良い園だと思った。

初めての園見学だったが、園が良かったのはあると思うが、初めてなので比較できないものの、思ったよりもお母さんたちと絡んだりすることもなく、そつなく流れてゆき、ストレスなく見学を終えられた。この流れが一般的なら他の園も気負いなく見て回れそうだ。